フードデリバリーの配達員は飽和状態。ライバルだらけの今、生き残るにはどうすればいい?

当ページのリンクには広告が含まれています。

フードデリバリーの配達員が増えすぎているのは、もう誰もが知っている事実だろう。特にここ数年で、フードデリバリー業界に参入した人は一気に増えた。

なぜなら、本業・副業・学生・主婦・退職後のシニアまで文字通り「誰でも始められる仕事」だからだ。

2020〜2021年のコロナ禍をきっかけに一気にブームが拡大して今やピークは過ぎたとはいえ、配達員の数は飽和状態に近い。

そこでこの記事では、フードデリバリーの配達員が今後生き残るためにはどうするべきか解説する。

教官

教官のプロフィール

  • フードデリバリーの配達員歴4年
  • ブログ歴4年
  • 運営してきたブログ数5つ

現在は配達員、ブログ、WEBライター、ホームページ制作の4つの収入を軸に生きている。元専業配達員だった頃の苦悩から脱却した戦略を、同じように悩む配達員たちに向けて発信している。

目次

「鳴らない」「待機ばかり」そんな配達員が増えていないか?

配達員(ライバル)が増えすぎた結果、以下のような日は珍しくなくなった。

  • 昼ピークでも30分鳴らない
  • 土日でも1時間に1件しか来ない
  • 夜は混むだけで配達件数は稼げない

エリアにもよるが、都市部では1つのファストフード店に配達員の列ができることすらある。

この状態は、需要より供給が明らかに多くなっているということだ。

稼げる配達員と稼げない配達員の差が広がっている

かつては、ある程度稼働時間を確保すれば誰でもそれなりに稼げた。

だが今は、そうはいかない。

今では「戦略を持って動く配達員」が稼げるが、何も考えずに動いている人は確実に置いていかれている。

特に、以下のような違いが収入に直結しているだろう。

稼げる配達員稼げない配達員
複数のプラットフォームを使い分けるウーバー1本のみ
稼げるスポット・時間帯を把握しているなんとなく走っている
待機よりも移動して需要を取りに行く同じ場所で鳴るのを待つ
デバイス・通信環境を最適化スマホ1台、電池切れ気味
教官

同じ時間を使っても、戦略次第で1日の売上に2倍以上の差が出ることもある。

生き残るフードデリバリー配達員がやるべき5つのこと

これから配達員として生き残り、収入を維持するためにはいかに効率的に稼ぐことを意識しなければならない。

そして、稼げなくなった時に備えて第2第3の収入源を確保しておくことが重要だ。

この章では、その2つの観点からそれぞれ解説する。

①複数アプリの同時稼働はもはや常識

フードデリバリーの配達で稼ぎたいなら、ウーバーイーツだけに頼るのは危険だ。

出前館、menu、Woltなど、活用できるアプリを同時に使うことで、待機時間を減らすことは必須スキルになっている。

ウーバーが鳴らなくても、もう一方で鳴る可能性がある。そんなアプリの使い分けは、今後さらに重要になる。

教官

ただし、同時に配達依頼を受けるのは規約違反になるため絶対にしてはいけないから注意してくれ。

②地域・時間帯ごとの需要を把握する

鳴りやすい時間、混みやすい店、注文が集中する地域。これらを感覚ではなくデータとして把握しているかどうかで差がつく。

配達日記をつけたり、過去の傾向をメモしておくことで無駄な待機を減らせる。

教官

同じ時間帯でも、土日と平日では需要の傾向が違ったり、注文されやすい店が違ったりと、その土地ごとに特徴がでる。これを感覚に頼るのではなく、論理的に戦略を練らなければならない。

③スピードと安全性のバランスを取る

効率よく件数をこなすことは大事だが、無理な運転は事故リスクを高める。

事故=収入ゼロなので「長く続けられる運び方」こそが最強である。

そのため「雨や雪の日はあえて稼働しない」「昼間に稼いで、夜は別のビジネスや資格の勉強をする」など安全かつ配達員の収入に依存しない稼ぎ方が重要だ。

教官

私は雨の日は完全にブログ作業の日にしているぞ。ブログのアフィリエイト収入があるから雨の日は走らなくて済むのだ。

④配達員という立場を活かした収益化も考える

SNSやブログ、YouTubeなどで自分の配達経験を発信して収益化している配達員も増えている。

今は、フードデリバリーそのものがコンテンツになる時代だ。

特にフードデリバリーを副業で始めたい人にとって、すでに配達員経験のある人の発信は非常に参考になる。

実際、ブログやYouTubeで発信することで広告収入を得ることに成功している人も存在する。

教官

私もその1人だ。ちなみに私は配達員になる前の前職(リフォーム業)の知識を活かして、リフォーム関連のブログで月7万円の収益化を果たした。稼いでいる人は月100万円以上も割といる。

⑤配達員以外の収入源を育てておく

何度もこのブログ内で言及してるが、配達員以外の収入源を確保するということは決して忘れてはいけない。

なぜなら、いくら工夫してもいつか配達員を続けられなくなる日が来るかもしれないからだ。

配達と並行してできる副業や投資を、今のうちから育てておくことが長期的に自由を守る鍵になる。

何をすればいいか分からないという人は、とりあえずブログを始めてみるのがおすすめだ。

教官

なぜなら、私がブログで稼げた経験をこのブログでも詳しく伝えられるからだ。しかも、ブログ運営のスキルが身につけば、企業のホームページ制作やWEBライターもできるようになるから収入の選択肢が増えるぞ。

ブログを立ち上げるのにプログラミングのような難しいスキルはいらない。パソコンで文字さえ打てれば誰でも始められる。

結論:フードデリバリー1本で生きていくのは限界がある

フードデリバリーの配達員という働き方は、これからも残るだろう。

だが、それは「誰でもそこそこ稼げる仕事」ではなく「一部のスキルを持った人だけが稼げる戦場」になっていく。

だから、特に専業配達員をしている人は、以下のいずれかの時期に来ていると言えるだろう。

  • 今すでにキツいと感じているなら、何かを変えるべき時期
  • まだ稼げているなら、そのうち来る「終わり」に備えるべき時期

どちらにせよ、変化を受け入れて行動する者だけが今後生き残れる人になるだろう。

このブログでは、フードデリバリーの専業配達員から脱却する方法について真剣に解説しているから、特に専業配達員は他の記事も読んでみてほしい。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

配達員仲間にシェアしてくれ!
  • URLをコピーしました!
目次